《杜 レポート》0さいからのおしばい 『ピン・ポン』
2016.09.20
7月に開催された、0さいからのおしばい 『ピン・ポン』 ご覧になりましたか?杜のホールはしもとでは、毎年「0さいから」入場可能な、子ども向け事業を行います。当日は、0歳から大人まで多くの方が来館され、ホールも愉快で楽しい空気に包まれました。今回は、舞台の様子をちょっとだけご紹介します♪一緒に当日を振り返ってみましょー!!
開演直前、ホールの中はこどもたちの話し声や笑い声、泣き声でにぎやかです。
すると、生演奏担当の音楽家の方が、ドラムにはさみこまれた手紙を読み上げます。
「ここは、いろんな声や音がするよ。だからこどもの声がしても大丈夫、泣いても大丈夫。いろんな声をみんなで楽しんじゃおうね。」
しばらくほっとした家族の方々のがやがやする声が響きました。
『最初に泣いても良いですよという案内があったので安心して楽しめた。』『泣いてもいいんだよというメッセージがよかった』とアンケートにも声が寄せられています。0さいから入場できる公演は大変少ないものです。こどもの泣き声を気にして、公演を楽しめないご家族連れもいらっしゃいます。でも、こどもの時期だからこそ、いろいろな体験をさせてあげたい、幼稚園生になったこどもになにか見せたいけれども、下に小さい子がいるから難しい…と悩まれている方も、安心して楽しめます。
この「0さいからシリーズ」では、こどもの声がつきもの。おたがいさまの公演です。
もちろん、走り回りたい!大声で泣きたいお子さんには、ホワイエにモニター&クッションスペースもご用意しています。
こちらで会場の様子をモニターにて観ることができ、またホール内にもいつでも戻れます。
もうすぐはじまるよー。どんなおしばいなんだろうねー。
3世代でご入場される方も大勢いらっしゃいます。
「ピン・ポン」のタイトル通り、ピンポン玉の二人が出会って、恋に落ちて、旅行に行ったり、夜の街を歩いたり、子どもが生まれたり、ショートシーンが連続する楽しい家族の物語の始まりです。短いシーンの連続のため、こどもが飽きることがありません。
ドライヤーを使い、空中にうかんで移動したり、
ホースの中を移動して、お部屋に向かいます。
一緒に参加できる時間もあったよ。
最後は、みんなで手拍子の音楽タイム♪ コール&レスポンスが、楽しく響きました。素敵な楽しい時間でしたね。
共同演出のツペラツペラさんも来館!終演後はツペラツペラさんとの記念撮影や、持参した絵本にサインをもらう姿が多く見受けられました。
この他にも0才シリーズおなじみのベビーカーで来ても大丈夫なベビーカー置き場や、
公演中もホワイエでゆっくり過ごせるクッションスペース、
授乳室やおむつ替えスペースも特別に設置されて公演を安心してみることができます。
来年の「0才からシリーズ」はどんなジャンルになるでしょうか。
来年もお楽しみに♪
企画制作
NPO法人劇場創造ネットワーク/座・高円寺