≪演出家にインタビュー!≫0さいからのおしばい「ピン・ポン」
2016.05.15
■演出家佐藤 信さんへの6つの質問
7/9(土)ホールで開催する0さいからのおしばい『ピン・ポン』の構成・演出:佐藤信さんは、劇作家・演出家です。劇団黒テントを立ち上げ、現在でも活動を続けています。劇団黒テントは、唐十郎の「状況劇場」、寺山修二の「天井桟敷」らとともに、60~70年代を代表するアングラ演劇ブームの代表する存在でした。
そんな佐藤信さんは、現在、東京都杉並区高円寺にある「座・高円寺」という公共ホールの芸術監督を務めています。
こちらでは、毎年多くのこどもたちを劇場に招待しています。
日本を代表する演出家でもある佐藤 信さんにインタビューを行い、質問に答えていただきました。舞台作品をつくって、公演する中での思い出や、作品の見どころを聞いてみました。
なぜ、子ども向け演劇をつくったのですか?
「子ども向けというよりは、子どもたちと一緒に楽しめる舞台を目指しました。座・高円寺は公共劇場です。子どもたちは、地域とは切っても切れない存在です。」
2010年から始まった『ピン・ポン』の作成過程もしくは上演中で、 一番印象に残っていること(楽しかったこと、苦しかったこと)を教えてください。
「楽しかったこと=数え切れえません。苦しかったこと=ひとつもありません。」
『ピン・ポン』はどんなおしばいですか
「見てください。感じて下さい。一緒に遊んで下さい。『ピン・ポン』はそんなおしばいです。」
『ピン・ポン』のここを観てほしい、またはみどころなどを教えてください。
「見ていただきたいところは全部です(欲ばりですね)。見どころは子どもたちひとりひとりが、自分が好きなところ、面白かったところ、びっくりしたところを見つけてくれるでしょう。」
初演から6年がたっていますが、変化はありますか?
「もちろん毎年どんどん変わっています。客席の子どもたちがいろいろなことを教えてくれます。」
では、最後にお客様にメッセージをおねがいします。
「早く皆さんに会いたいです。」
佐藤さん、お忙しい中ありがとうございました。みなさん、劇場でお待ちしています。