1月31日　第２回予選会が行われました。
この会は、朝早くから当日券をお求めのお客様が並び、当日券発売15分後には売り切れてしまい、お帰りになったお客さまも。

予選会出場者は、「応募してきた落語家さんのスケジュール」、「所属先」、「落語の演目」、その他もろもろの条件の中、様々な調整を行いメンバーが決まります。
顔なじみが集う和気あいあいの楽屋となる場合もあれば、緊張感あふれる楽屋など、その日までわかりません。
第２回予選会、この日の楽屋は笑い声があがりながらも、「寄らば斬るぞ」といったような、どこか緊張感が漂っていて、
落語家さん達のこの予選会にかける熱意が伝わる裏側でした。
お茶菓子をご用意するのですが、まったく手がつけられていません。

出場順はこちら。

昔昔亭 Ａ太郎　『ほれうそ』
古今亭 志ん吉　『紙入れ』
立川 三四楼　『金明竹』
瀧川 鯉丸　『茶の湯』
春風亭 一左　『たいこ腹』

予選会終了後、落語家さんにはまだお仕事が残っています。
予選会通過者、惜敗率１位となった方は、写真とビデオ撮影。予選会通過者はサインも。
協賛者賞を取った方も写真撮影があります。

投票結果を終えて、写真撮影時、下を向いたままの方がつぶやきました。
「笑えないな…すみません、笑えません。悔しすぎる…」
といいつつ、撮影にご協力いただきました。が、のこりの皆さんも同じようなご様子…

その一言に、この会にかける情熱を感じ身の引き締まる思いでした。

結果発表！

相原たけとんぼ寄席賞　左効き文具の菊屋賞　春風亭 一左さん

川尻亭おそまつ賞　昔昔亭Ａ太郎さん

矢部駅前モミジヤ金物店賞　立川 三四楼さん

グリーンホール八起寄席賞　瀧川 鯉丸さん

そして、本選会出場をきめたのは、

古今亭 志ん吉さんでした！おめでとうございます。