午後のうるおいコンサート
加藤昌則&鈴木優人デュオ・コンサート~前代未聞!? 鍵盤楽器大集合!!~
午後のひとときに、気軽に音楽をお愉しみいただけるシリーズ「午後のうるおいコンサート」。
作曲家・加藤昌則によるレクチャー・コンサートの第二弾は、「鍵盤楽器」です。今回は何と、クラヴィコード、ポジティフ・オルガン、チェンバロ、ピアノが、グリーンホールに大集合!!
バッハ・コレギウム・ジャパン主宰の父・鈴木雅明と同様に、指揮者、作曲家、ピアニスト、チェンバリスト、オルガニストとさまざまな顔を持ち、国際的に活躍中の鈴木優人をゲストに迎え、加藤昌則が各々の楽器の成り立ちと作品をご紹介します。
◆加藤昌則(作曲家・ピアニスト)
東京芸術大学作曲科首席卒業、同大学大学院修了。05年《スロヴァキアン・ラプソディ~サクソフォンとオーケストラのための~」はスロヴァキア・フィル東京サントリーホール公演で初演、09年ブラティスラヴァで再演、世界的サックス奏者須川展也のCDにも収録(金聖響指揮、東京交響楽団)。06年オペラ《ヤマタノオロチ》、神奈川フィルハーモニー管弦楽団の委嘱作品《刻の里標石(ときのマイルストーン)》、12年『福島復興・復活オペラプロジェクト』作品《白虎》(第11回佐川吉男音楽賞受賞)、13年管弦楽曲《Legends in the Sky》、14年連作歌曲《二本の木》、15年《地球をつつむ歌声》(2015年NHK全国学校音楽コンクール小学校の部課題曲)はじめ、作品はオペラ、管弦楽、声楽、合唱曲など幅広く、作品に新しい息吹を吹き込む創意あふれる編曲にも定評がある。NHK-FM等での作品の放送終了後、リスナーからの問い合わせが多数寄せられるなど、いわゆる「現代音楽」とは全く異なる視点で書かれた、美しく斬新な抒情性に満ちた作品は、多くの愛好者を持ち、次代を担う作曲家として注目を集めている。須川展也、村治佳織、宮本益光はじめ多くのソリストに楽曲提供をしており、共演ピアニストとしても評価が高い。独自の視点、切り口で企画する公演や講座などのプロデュース力にも注目を集めている。
2016年4月よりNHK-FM新番組「鍵盤のつばさ」パーソナリティーを担当。
⇒ホームページ http://www.masanori-music.com/
◆鈴木優人(指揮者,作曲家,ピアニスト,チェンバリスト,オルガニスト)
オランダ生まれ。東京藝術大学作曲科及び同大学院古楽科、ハーグ王立音楽院オルガン科及び即興演奏科修了。鍵盤奏者(チェンバロ、オルガン、ピアノ)及び指揮者としてバッハ・コレギウム・ジャパンや横浜シンフォニエッタ(2015年2月まで首席指揮者)など国内外の公演に多数出演。その演奏は「火花が散るほど熱くて説得力のある演奏」(独フォノ・フォラム誌)と評され、チェンバロ・ソロのCD「rentontre」は各紙で絶賛される。音楽監督を務めるアンサンブル・ジェネシスでは、オリジナル楽器でバロックから現代音楽まで意欲的なプログラムを展開。また今年のラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンではBCJのマタイ受難曲を指揮し好評を博した。作曲家としても数々の委嘱を受けると同時に、J.S. バッハ BWV 190喪失楽章の復元や(Carus)、モーツァルト《レクイエム》の補筆・校訂が高い評価を得ている。演奏はもちろん、新国立劇場《ポッペアの戴冠》、東京・春・音楽祭でのワーグナー作品、ハクジュホールでのラモー作品の演出、調布音楽祭エグゼクティブ・プロデューサー、九大フィル初代ミュージック・アドバイザー、舞台演出、そして作曲とその活動に垣根はなく、各方面から大きな期待が寄せられている。
⇒オフィシャル・ホームページ http://suzukimasato.com/
公演情報
公演日
時間
会場
内容
クラヴィコード、ポジティフ・オルガン、チェンバロ、ピアノ
[プログラム]
【チェンバロ】 J.S.バッハ:《フランス組曲》 第5番 ト長調 BWV816 より 〈アルマンド〉
【チェンバロ】L.クープラン:組曲 ニ短調 より 〈プレリュード・ノン・ムジュレ〉
【クラヴィコード】フローベルガー:トッカータ ニ調
【ピアノ】ペルト:パルティータ 作品2 より
【ピアノ+オルガン】J.S.バッハ:トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
★ 即興コーナー
C.P.E.バッハ:チェンバロとピアノのための協奏曲 変ホ長調 Wq.47 より 第1楽章
ルトスワフスキ:2台ピアノのための《パガニーニの主題による変奏曲》
※曲目は都合により変更になる場合がございます。
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