平成27年度優秀映画鑑賞推進事業 名画鑑賞会「時代を創ったあの映画」
「名もなく貧しく美しく」
珠玉の作品をフィルム上映で、なんと1作品500円でお楽しみいただけます。
さらに2作品鑑賞すると1作品あたり450円で鑑賞できます。
日本の映画シーンを彩った名画を当時の感動そのままにスクリーンで楽しんでみませんか。
【その他の会場】
9/12(土)12:00「暁の脱走」14:30「隠し砦の三悪人」
9/13(日)12:00「悪名」14:30「雪之丞変化」
●東京国立近代美術館 フィルムセンター相模原分館
(問)相模原市文化振興課 042-769-8202
11/28(土)13:30「不知火検校」15:45「網走番外地」
●サン・エールさがみはら
(問)サン・エールさがみはら 042-775-5665
公演日 |
|
|
---|---|---|
時 間 | 13:00開演 12:25開場 | |
会 場 | ||
内 容 |
【名もなく貧しく美しく】 [スタッフ] 脚本・監督 松山善三 製作 藤本真澄 〃 角田健一郎 撮影 玉井正夫 照明 石井長四郎 録音 長岡憲治 音楽 林光 美術 中古智 〃 狩野健 [出演者] 片山秋子 高峰秀子 夫 道夫 小林桂樹 秋子の母 たま 原泉 秋子の姉 信子 草笛光子 秋子の弟 弘一 沼田曜一 道夫の母親 賀原夏子 道夫の叔父 織田政雄 秋子の息子 一郎 島津雅彦 5年生の一郎 王田秀夫 沢野洋服店主 多々良純 上野アキラ 加山雄三 (白黒 シネマスコープ 128分) [解説] 木下恵介監督の下でシナリオの修行を積み、助監督を務めた松山善三の第一回監督作品である。聾唖学校の同窓会で出会い、結ばれた道夫と秋子は、貧しいながらも身を寄せあい、懸命に生きている。やがて夫婦には子どもが生まれ、暮らしも落ち着きかけたが、素行の悪い秋子の弟に、金の問題で繰り返し悩まされる。絶望した秋子を電車の窓ガラス越しに道夫が励ます姿は、手話によって二人の絆が語られる美しい場面であり、印象深い。本作は、松山が自らの監督デビュー作として準備してきたもので、「靴磨きの聾唖者夫婦」という設定に松竹は難色を示したが、東宝のプロデューサー藤本真澄の判断で映画化が実現した。同年の毎日映画コンクール、ブルーリボン賞の脚本賞を受賞するなど高い評価を受け、興行的にも成功した。「高峰秀子の夫」というイメージがあった松山は、本作によって一躍映画監督として確固たる地位を築いた。 |
|
チケット情報 | ||
8月18日 |
||
全席自由 500円(1作品) 2枚セット券900円(2作品) ※2枚セット券は、チケットMoveでの予約及び相模女子大学グリーンホール、 杜のホールはしもと、相模原市民会館の各チケット・カウンター、南市民ホール窓口で取扱い。 ※当日券は、会場にて販売。 ※2枚セット券は上映館の作品のみ組み合わせが可能。同作品2枚購入はセット券対象外。 |
||
チケット購入 | ||
その他 | ||
お問い合わせ | 優秀映画鑑賞推進事業 実行委員会事務局(文化振興課) 042-769-8202 |