令和7年度優秀映画鑑賞推進事業 名画鑑賞会 ~時代を創ったあの映画~
「麦秋」
◆優秀映画鑑賞推進事業 名画鑑賞会 ~時代を創ったあの映画~◆
広く国民の皆様に優れた映画を鑑賞していただくとともに、映画保存への理解を
深めていただくことを目的に、文化庁と国立映画アーカイブが日本各地の文化施設と
連携・協力して所蔵映画フィルムを全国の会場で巡回する事業です。
相模原市内では、国立映画アーカイブ相模原分館、相模原南市民ホール、
もみじホール城山の3会場で上映いたします。
相模原南市民ホールでは、「彼岸花」、「麦秋」の2作品を上映。
日本の映画シーンを彩った名画を当時の感動そのままにスクリーンで楽しんでみませんか。
https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/033/351/0711/01.pdf
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| 時 間 | 14:30開演 14:10開場 | |
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| 内 容 |
「麦秋」 1951年/松竹/白黒/スタンダード/モノラル/125分 [監督] 小津安二郎 [出演]原節子 、笠智衆、三宅邦子、菅井一郎 他 [解説]「ストーリーよりも輪廻とか無情を描きたいと思った」とは小津安二郎の監督自身の言葉である。 娘の結婚と、父母の郷里への隠棲でゆるやかに崩壊していく大家族、その別れの過程が小津監督独特の豊かなユーモアと厳密なスタイルで、あたかも自然のように描かれている点に特徴がある。 これは戦後に脚本家、野田高梧とのコンビを復活させ、以後遺作まで二人の共同作業を続けさせることとなった『晩春』(1949)の主題をより広く展開したものであり、個々の人物が多彩になったぶん、作品世界の陰影が豊かになっていると言えるだろう。 笠智衆、三宅邦子、菅井一郎、東山千栄子らがはまり役とも言える人物造型を見事に演じるとともに、杉村春子は息子の再婚相手に原節子を迎え狂喜する母親の姿を、絶妙な呼吸と身のこなしで表現してみせた。 「余白を残す芝居」を心掛けたと言う小津監督の演出の妙は、繰り返し見るごとに明らかとなるだろう。 物静かな表面を支える作品の底が厚いのである。 「キネマ旬報」ベストテン第1位。 【主 催】相模原市優秀映画鑑賞推進事業実行委員会(相模原市・公益財団法人相模原市民文化財団)/国立映画アーカイブ 【特別協力】 文化庁/一般社団法人日本映画製作者連盟/ 全国興行生活衛生同業組合連合会/ 松竹株式会社/東宝株式会社/東映株式会社/株式会社KADOKAWA |
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| チケット情報 | ||
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8月1日(金) |
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| 全席自由 1作品券500円 2作品セット券900円(*各回入れ替え制) ※相模原南市民ホール窓口でもチケットの取扱いがございます。 (取扱時間10:00~19:00) ※2作品セット券はチケットMove及び相模原南市民ホール窓口の み取扱い。 同一会場の作品のみ組み合わせが可能(同作品の2枚購入は セットにはなりません)。 ※未就学児入場無料(お席が必要な場合は要チケット)。 ※当日券は会場にて販売いたします。 |
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| チケット購入 | ||
| その他 |
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| お問い合わせ | 優秀映画鑑賞推進事業実行委員会 事務局(相模原市文化振興課) 042-769-8202 | |



