日本フィルハーモニー交響楽団

「日本フィル・シリーズ」に行ってきました!

2015年05月16日

5月15日(金)に開催された東京定期【日本フィル・シリーズ再演企画 第8弾】に行ってきました。

 

『日本フィル・シリーズ』は、邦人作品の委嘱シリーズ。
なんとなんと1958年から続いていますっ!
http://www.japanphil.or.jp/community/series/index.html

 

今回は、第1作を書いた矢代秋雄さんをはじめ、林光さん、三善晃さん、そして日本フィルにとって初の委嘱作品(まだ『日本フィル・シリーズ』という名称が存在しない頃)を書いた黛敏郎さんといった名だたる作曲家の作品が再演されました。

実際に聴いてみると、彼らが書いた作品には日本を象徴する要素が含まれていて、難しいと言われがちの現代音楽であっても聴きやすいなぁと思いました。
また、これらの作品には、作品が生まれた当時の世相や作曲家自身の思想が反映されていますが、現代の私たちと近い年代の人が書いたものなので、妙に納得することも多いんだなぁと思った次第。

 

矢代さんの作品を1958年に聴いた人たちは、どんな反応だったんだろう。
ちょっと想像しただけでも面白いですね。

 

みなさんも、『日本フィル・シリーズ』で現代音楽をはじめてみませんか?