能 その2~相模原薪能に行ってみよう!~
梅雨(つゆ)もあけて いよいよ夏(なつ)だね!
相模原の夏の風物詩(ふうぶつし)
「相模原薪能」も ちかづいてきたよ!
ところで みんなは「能(のう)」ってどんなものか しってる?
きょうは 能について
市民文化財団(しみんぶんかざいだん)のTさんに おしえてもらうよ~
じゃれ丸
Tさん、こんにちは~。今日はよろしくおねがいします!
じゃあさっそく!
能って、いつから はじまったものなのかな?
Tさん
鎌倉時代(かまくらじだい)のおわりから
室町時代(むろまちじだい)のはじめのあいだに うまれたといわれています。
けれど 急(きゅう)にポンッと うまれたわけではなくて
奈良時代(ならじだい)や平安時代(へいあんじだい)の庶民(しょみん)のあいだで
親(した)しまれてきた歌(うた)や踊(おど)り
楽器演奏(がっきえんそう)や神様(かみさま)への奉納(ほうのう)の舞(まい)があつまって能となりました。
じゃれ丸
へぇ~ 奈良時代だと、「710(なんと)すてきな平城京(へいじょうきょう)~」だから…
1300年も昔(むかし)だね!
Tさん
そうですね
とても歴史(れきし)のある伝統芸能(でんとうげいのう)のひとつなんです。
能は、踊りと音楽が中心(ちゅうしん)で
今の言葉(ことば)でいうとミュージカルやオペラに ちかいものといわれています。
じゃれ丸
ミュージカルとかオペラだと
グリーンホールでみたことがあるから しってるよ!
でも、こんど相模原でやる「薪能」は外(そと)でやるんだよね?
Tさん
そうです。
能の舞台(ぶたい)は、もともと屋外(おくがい)につくられていて
いまのような 屋内(おくない)の「能楽堂(のうがくどう)」というかたちになったのは
明治時代(めいじじだい)以降(いこう)なんです。
薪能の舞台のまわりに「かがり火(び)」が ともされている様子(ようす)はとても幻想的(げんそうてき)ですよ。
じゃれ丸
外でやる能か~
なんだかおもしろそうだね!
Tさん
昨年(さくねん)の様子は こんなかんじでしたよ。
じゃれ丸
わぁ わくわくするね!
Tさん
むかしのひとも こうして能を たのしんでいたのかな~と
おもいをめぐらせながら あじわってみてはいかがでしょうか。
じゃれ丸
つぎも能について紹介(しょうかい)するよ!
おたのしみに!