第5回定期演奏会のソリストにお招きする、田部京子さんのリサイタル（6/4、浜離宮朝日ホール）に行ってきました。
会場は、超満員で田部さんの人気ぶりが伺えました。

プログラムは、シベリウスやグリーグなど北欧の作曲家が中心。
田部さんは、あるプロデューサーさんに「シベリウスが合ってるよ」と言われてレパートリーに加えたそう。
確かに、田部さんの音は温もりがあって、とても澄んで美しい！！
今回は、北欧の作曲家によるリサイタルでしたが、第5回定期で演奏して下さるモーツァルトにもピッタリだなと思いました。

シベリウスというと、叙事詩や伝説をもとに書いた作品がクローズアップされる機会が多いですが、たくさんのピアノ小品も書いています。
なかでも、各曲に木の名前が付された《樹の組曲》作品75が、個人的には大好きです。
みなさんも、ぜひ聴いてみて下さい。

 

そうそう、今年はシベリウス生誕150年で、各地で演奏されていますね。
グリーンホールでも、11月15日（日）開催の第6回定期演奏会で採り上げます。
シベリウスと同郷のピエタリ・インキネン指揮で《歴史的情景第2番》が聴けます！

 

音楽は、いろんな国を旅することができるのも魅力だな～。