相模女子大学グリーンホール

アクセス メニュー

お知らせ

2015.12.20

【相模原ジュニア・オケ⑤】演奏の熱量

ジュニアオケの練習も、年内は残すところ23日のみとなりました。
1月からは、清水先生が指導にいらして下さり、弦楽器や管楽器のエキストラさんも加わって、いよいよオーケストラとして活動し始めます。

さてさて、p、mp、mf、fとつづくこの記号、みなさんもよくご存じだと思います。
読み方は、ピアノ、メゾ・ピアノ、メゾ・フォルテ、フォルテといって、演奏する音の大きさを表す音楽記号です。
楽譜には随所にこれらの記号が書かれており、音楽が盛り上がったり、小さくなったりすることで情感豊かになるわけですね。

ただし、楽譜に書かれていないこともたくさんあります。
それは、演奏時の熱量が代表されるのではないでしょうか。
音楽の情感は、音の大小だけでは表しきれません。
例えば、静かに泣いている人と大声で泣きわめく人を比べた時、声が小さいからといって静かに泣いている人の悲しみが劣ることはありませんよね。悲しみの深さは大小では決められません。
音楽もこれと同様で、ピアノで書かれていたとしてもフォルテに負けない熱量をもって演奏することで、より音楽表現の内容が深くなり、聴く人の心に訴えることができるのです。

しかし、これは書かれた旋律が何を表現しているのかを想像する力が必要とされ、プロの演奏家であってもとても難しい作業です。
相模原ジュニア・オケではプロの演奏家の先生方が指導して下さっていることもあり、時にはメンバーと一緒に演奏して、どれだけの熱量が必要とされる場面なのかを教えて下さることが多々あります。
元オーケストラあるいは現役のオーケストラの方が、どのような音楽作りをしているのかを肌で感じることができるなんて、とても贅沢なひとときでもありますから、メンバーには先生方からたくさんのことを学んで欲しいなと思っています。

IMG_2024

IMG_2059

IMG_2056

IMG_1756

IMG_1825

◆練習の様子を公開中◆

閉じる

トップページ