日本フィルハーモニー交響楽団

夏休みコンサートの指揮者、角田鋼亮さんにインタビューしたよー!

2018年07月03日

みなさん、7月に入り、毎日暑いですね!
タクトリはバテバテ・・・いやいや、今月は「日本フィル夏休みコンサート」があるから、張り切っていますよー!

今回は、なんと夏休みコンサートで指揮者を務めてくださる角田鋼亮さんにインタビューしちゃったんです。
指揮者って、とってもかっこいいけど、どんなことをしているお仕事なんだろう???
どうやったら指揮者になれるかな???
そんなギモンにも角田さんが答えてくださったので、ぜひ読んでね。

 

Q1.小さい頃になりたかった職業は何ですか?
野球の選手、日本庭園の庭師、最高裁判所長官など。でも比較的早い頃から音楽への道を目指していて、中学三年生には指揮者になる事を選びました。

Q2.小さい頃に何か楽器は習っていましたか?また、コンサートに行ったりしましたか?思い出に残るコンサートがありましたら、教えて下さい。
ピアノを習っていました。コンサートに行くようになったのは小学生の頃からです。小澤征爾さんが指揮をされた子ども向けのコンサートで、ヴィヴァルディの《四季》から「夏」を演奏されていたのですが、これは蚊が飛んでいる様子の音楽と仰っていました。それまで、音楽は綺麗なものを表すものだと思っていたので、とても驚きました。

Q3. 指揮者は、オーケストラの中でどんなことをしているのですか?また、どうやったら指揮者になれますか?(ちなみに、タクトリは指揮者になる勉強中です・・・)
指揮者は楽譜に書かれた作曲家のメッセージを読み解いて、どのように演奏するべきかという事を考え、その情報を身振り手振りで表現します。具体的には、右手では曲が進むスピード(テンポ)を左手では音の形や表情を表しています。もちろん、顔や体全体も使います。指揮者になるためには、まず音楽の事、作曲家の事、楽器の事を良く知っていないといけませんが、それ以外にも歴史、文学、絵画などの事も知っていないといけません。たくさんの事に興味を持つ事が大事です。タクトリ、頑張ってね。

Q4.今回演奏するなかで、角田さんのおススメの曲を教えてください。
レハールの《金と銀》です。中学生の頃、所属していたオーケストラ部で何度も演奏していた思い出の曲です。ワクワクするような出だし、一度聴いたら忘れらないメロディ、面白い和音、そしてキラキラとした響きが魅力的です。

Q5.相模原の子どもたちは、毎年大きな声で歌を歌ってくれて、音楽が大好きです。元気モリモリな相模原の子どもたちにメッセージをお願いします。
この演奏会で少しでも音楽の事、オーケストラの事やバレエの事に興味を持ってもらえたら嬉しいです。私も皆さんの元気な歌声を、とても楽しみにしています。

角田鋼亮9_(C)大杉隼平 (1)

指揮/角田鋼亮(c)大杉隼平

 

 

右手がテンポで、左手が音の形や表情かぁ・・・ふむふむ、なるほどなぁ。手の動きにこんな意味があったんだね。コンサートで角田さんがどんなことをしているのかも大注目だよ!!
それと、コンサートを聴き終わった後に、ロビーで角田さんに質問できるコーナーがあるよ。きっと何でも答えてくださると思うので、みなさんもたくさん質問を考えてきてね!

さあ、タクトリも角田さんに応援していただいたので、指揮者の修行をがんばるぞー!